アメリカのボーディングスクールでは日本のように一斉の入学試験を受けるのではなく、様々な書類に基づいて合否を行っていきます。それぞれの学校が独自に入学試験基準を設けていて一人一人の志願者の書類を丁寧に見ていきます。学校によって異なるものの基本的に必要な書類としてまず挙げられるのが願書です。願書は受けたいと考えているボーディングスクールのWEBサイトでダウンロードしたり、画面上で入力することが出来るようになります。
願書には主に出願者の名前や住所、生年月日、性別、家族の名前、住所、勤務先、学歴や得意科目、スポーツや芸術、ボランティア、そしてその他の野外活動での経験などが挙げられます。続いては在校している学校の成績証明書で中学3年間の書類を提出することが一般的です。ボーディングスクールは学力を重視して合否を判断するので合格するためには学校の科目で良い点数を取ることを心がけましょう。続いて提出する可能性があるものとしてエッセイが挙げられます。
エッセイとは自己紹介文のことで自分が何を考えてなぜ留学をしたいのか、なぜそのボーディングスクールに通いたいのか、あなたの人生を大きく変えた出来事や最も影響を受けた人物は誰か、またそれはなぜかという課題を指定しています。どんな課題であったとしてもポイントは自分のことを相手に知ってもらうために強く印象づけることです。これはあくまでも一般的に必要とされる書類でありボーディングスクールによっては提出に求められる書類の提出が異なります。