最近、日本をはじめアジアからの留学生が増えているボーディングスクールは、学生の多くが寮で生活しています。少人数のクラスで教育が行われており、スポーツや芸術、地域社会での奉仕活動も盛んです。教師も、大半が寮やキャンパス内にある住宅に住んで学生と寝食を共にしています。イギリスやスイスのボーディングスクールの中には、小学生で入学できる学校もあります。
ネイティブに近い英語力をつけるために、できるだけ若い時から子供を留学させる親が増えているのです。ボーディングスクールには、多くのメリットがあります。緑が豊かで広いキャンパスの中で、自分の得意分野を伸ばすことができ、個性も磨かれます。苦手な分野の授業であっても、少人数制のクラスなので、きめ細かい指導が行われます。
日本の学校と違って、参加型の授業が中心なので、自分をアピールする力が付きます。医務室があるので、病気になったり怪我をしても安心です。ボーディングスクールには、優れた専門知識がある教師や職員、アドバイザーがいます。また、最新設備を備えたスポーツ施設や芸術施設、図書館が完備されているのも、大きな魅力です。
共同生活の中で、多くの仲間たちと規則正しい生活を行うため、人間としても成長することができます。進学アドバイザーがいるので、進路について悩んでいる場合、いつでも相談でき、適切なアドバイスがもらえます。ボーディングスクールで培われた友情は、卒業後も続きます。ほとんどの卒業生が大学へ進学しますが、進学先も名門校が多いです。